レノボ・ジャパンは12月10日、一部のノートPCとオプション製品のACアダプタに同梱されているAC電源コードを自主回収し、無償交換すると発表した。日本国内で18万台が対象となる。同社によれば、ACアダプタへの差込みプラグの過熱により、発煙、発火、発熱によるやけどの可能性がある。なお、日本国内での報告事例はないとしている。
自主回収の対象となるAC電源コードは、2011年2月から2012年6月までの期間に製造された一部のIdeaPadシリーズ、LenovoシリーズノートPCおよびオプション製品のACアダプタに同梱されているもの。
ただし、これらの製品に同梱されているすべてのAC電源コードが該当するわけではなく、黒い色の電源コードで、ACアダプタへの差込みプラグに「LS-15」の表記があり、また製造コードを印字したラベルが付いた特定の製造コードのみが対象。AC電源コードの確認と交換の申し込みは特設ページで案内している。
自主回収の対象となるAC電源コードが手元にある場合には、交換品を申し込んだ後、システムの電源を切り、AC電源コードをコンセントから外して交換品の到着を待つ。対象のAC電源コードは、送付時の緩衝材と箱を使い、同梱している伝票(着払い)を用いて返送する。
なお、ACアダプタ(黒色の四角い箱状の部分とPC本体までのケーブル部分)は交換対象ではないため、交換品到着後にそのまま使用できる。また、バッテリからの電源供給でノートPCを使用することは安全上問題ないと説明している。
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