ディーアンドエムホールディングスは12月10日、デノンブランドから横幅200mmのUSB DAC搭載プリメインアンプ「PMA-50」を発表した。ヘッドホン出力専用アンプも内蔵する。発売は1月中旬。税別価格は6万8000円になる。
CSR製の「DDFA(Direct Digital Feedback Amplifier)テクノロジー」を採用したデジタル入力タイプのクラスDアンプを搭載。デジタル音源を入力から最終段のPWM変調まで一環してデジタル処理することで、音質劣化が生じず、忠実な音再生を実現する。
スピーカ出力用パワーアンプとは別に設けたヘッドホン出力専用アンプは、電圧増幅段にハイスピード、ローノイズな高速オペアンプ、出力バッファにはディスクリート構成を採用。インピーダンスの高いヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替えに対応する。
独自のアナログ波形再現技術「ALPHA Processing」は、最新バージョンの「Advanced AL32 Processing」を搭載し、16bitの音楽信号を32bit精度にアップコンバート。加えてアップサンプリングすることでハイレゾ音源をさらに原音に近づけられるとしている。
USB DACはDSD5.6MHz、PCM 192kHz/24bitに対応。PCのクロックを使用せず、本体のマスタークロックで制御するアシンクロナス転送によりジッターフリー伝送を実現しているという。光デジタル入力と同軸デジタル入力も備える。
サイズは高さ86mm×幅200mm×奥行き258mmで、重量約2.5kg。サブウーファプリアウトを備えたほか、ソースダイレクト機能、トーンコントロール機能も装備する。電源コードは着脱式。縦置きにも対応し、ディスプレイ表示は本体の向きに従って自動的に回転する。
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