インドの警察当局は現地時間12月7日、オンライン配車サービスのUberを通じて配車を予約した女性を強姦したとして、Uberのドライバーを逮捕したという。複数のメディアが報じた。Reutersの報道によると、この26歳の女性は5日遅くにデリー南部で開催された社交イベントからUberで配車を予約した後、強姦され暴行されたと通報したという。Shiv Kumar Yadav容疑者(32歳)はデリーから約100マイル(約160km)離れた居住地のマトゥラで逮捕され、8日に出廷する予定だ。
地元警察は、Yadav容疑者に対して必要な素性調査を行わなかったUberに対して法的手段を取る可能性があると述べた。地元警察によると、このドライバーはDelhi Transport Authority(デリーの交通当局)が発行する運転免許証を持っていなかったという。さらに、Yadav容疑者の自動車には、必要なGPS追跡システムも備えていなかった、と当局は話した。
Uberの広報担当であるEvelyn Tay氏は声明の中で、「これは忌まわしい犯罪だ。この状況下で並外れた勇気を示した被害者の心中を察する」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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