サイボウズスタートアップス(Cstap)は11月25日、サイボウズが提供する業務アプリクラウド「kintone(キントーン)」で作成したデータを外部に保存できるサービス「kBackup」の提供を開始した。価格は初期費用が無料で、月額7000円から。
kBackupは、kintoneアプリ内の添付ファイルやテーブル内の登録情報など、通常のCSVファイル形式では読み込みできない項目も含めて、リストアできる状態でバックアップするサービス。データ更新のタイミングで都度情報をオンラインバックアップするため、最大30日前から最新の状態まで、いつでも戻したい時点に復元できるという。
同社は、誰でも簡単にウェブフォームを作れる「フォームクリエイター」、kintoneアプリに登録されたデータを利用して帳票印刷できる「プリントクリエイター」、kintoneアプリのデータを外部に公開できる「KViewer」など、kintoneと連携したサービスをこれまでに3つ提供している。
kintoneは約1年前の2013年11月時点で導入企業が1000社を超えており、このうちの約5%がCstapの連携サービスを利用しているのだという。「今後は連携サービスの数を10近くまで増やすことで、この比率を10%以上まで引き上げたい」と同社代表取締役社長の山本裕次氏は語る。
なお、2011年12月から提供している「安否確認サービス」が継続して成長しており、同社の業績は8月時点で単月黒字化しているという。
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