サイボウズとその子会社であるサイボウズスタートアップス(Cstap)は4月24日、PaaS「kintone」と連携させてPDFファイル形式の帳票を出力できるサービス「プリントクリエイター」の提供を開始したと発表した。登録ユーザー数、出力枚数は無制限で、価格は月額6000円から。
kintoneアプリに登録したデータを、あらかじめプリントクリエイターに登録した帳票に合成することで、PDFファイル形式の帳票として出力できる。すでに利用している帳票をそのまま取り込めるため、ワードやエクセルへの転記は不要だ。なお、帳票を出力するためのボタンはkintoneアプリ内に設置される。
帳票は文字の色や大きさ、データを表示させる位置などのレイアウトを変更できる。また、登録したデータから見積書や納品書、請求書などの複数の帳票レイアウトを管理し、切り替えて出力できる。ユーザーによる出力ログも管理可能だ。
価格は月額6000円からで、初期費用は不要。ただし別途、kintoneのライセンス(1ユーザー月額1500円)が必要となる。なお現在、プリントクリエイター、kintoneともに30日間無料で利用できる。
Cstapでは5月初旬に、画像ファイル取込み機能、QRコード自動作成機能などが使える高級プランを公開するとしている。予定価格は月額9000円。
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