ソニーは11月17日、有効2100万画素の積層型CMOSイメージセンサExmor RS「IMX230」を商品化したと発表した。スマートフォンなどに向けて提供していく。出荷開始は2015年4月から順次。サンプル税別価格は2100円になる。
Exmor RSは、裏面照射型CMOSイメージセンサの従来の支持基板の代わりに信号処理回路が形成されたチップを用い、その上に裏面照射型画素が形成された画素部分を重ね合わせた、独自の「積層型構造」を採用し高画質化、高機能化、小型化を両立したCMOSイメージセンサだ。
今回開発された1/2.4型のIMX230は、積層型として画素数を有効2100万画素へと大幅に向上したほか、新開発の信号処理機能を搭載することで、高速オートフォーカス(像面位相差AF)や明暗部を明瞭に映し出す高画質(HDRイメージング)を実現したもの。なお、2015年度中に有効1600万画素のラインアップ展開も予定しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス