JVCケンウッドは10月28日、ケンウッドブランドからナビゲーションシステム「彩速(さいそく)」ナビのエントリーモデル「MDV-L402」(L402)を発表した。フリックやタッチなどスマートフォン感覚で操作ができる。発売は11月上旬。想定税別価格は6万5000円前後になる。
L402は、7V型ワイドのタッチ液晶モニタにワンセグチューナ、DVDプレーヤー、SDカードスロットなどを備えたAVカーナビゲーションシステムだ。
独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」により、HDDナビと同等レベルのナビデータの収録を実現。高速レスポンスを実現するため、スマートフォンような手軽さで操作することが可能だ。
準天頂衛星「みちびき」に対応し、ビル街などでの現在地測位の精度を向上したほか、進行ルート先にある分岐点までの残距離と進行方向を表示色の変化で伝える「ここです案内」、必要頻度の高いランドーマークを選択、表示できる「500mランドマーク表示」などを実現。交差する道路を透かして表現する「高架下透過表示」や道幅がわかりやすい「100m詳細図表示」など、ナビ機能も充実している。
iOSアプリ「NaviCon」を使用すれば、地図画面のリモート操作や目的地の設定、ウェブサイトの持つ地点情報などの目的地設定なども可能。iPhone/iPodで撮影した動画の再生やiPhone/iPod内にストックした写真をスライドショーとしてナビ画面で楽しめる「External mode(エクスターナルモード)」も備える。
モニタ部は7段階のチルト機構と4段階の取付角表示調整機能を装備し、視認性を向上。ナビ本体の各種設定はSDカード経由でエクスポートできるほか、エクスポートされたデータをナビへとインポートすることもできる。
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