スマホ利用者の半数が「新製品に驚き感じなくなった」--MMD研究所調べ

 MMD研究所は10月23日、各社から最新のスマートフォン端末が発表されたことを受け、スマートフォンを所有している20歳以上の男女1251名を対象にした「スマートフォンに関するイメージ調査」を実施し、その結果を公開した。

 新製品発表のたびに新たな機能や性能の大幅な向上を盛り込み進化をアピールする各社だが、消費者にはどのように受け止められているのだろうか。調査結果によると、新製品の発表に対して回答者の12.5%が「過去も現在も変わらず驚きを感じている」と回答する一方で、50%は「過去に比べると驚きを感じなくなった」と回答。「過去よりも現在のほうが驚きを感じている」と回答する人は3.0%にとどまった。


 これに対して、回答者の65.6%はスマートフォンの今後の進化について「大いに期待している」「期待している」と回答している。具体的に今後の進化についてどのように感じているかという点については、「見た目があまり変わらないが機能が進化していくと思う」という回答が46.4%と最も多く、次いで「フィーチャーフォン、スマートフォン以外の全く新しい携帯電話が登場すると思う」(19.7%)、「見た目は変わるが機能は変わらないと思う」(13.3%)と続いた。


 また、スマートフォンに臨む機能・性能を聞いた質問に対しては、「1ヶ月充電不要なバッテリー」(52.4%)、「歩いていると自動で充電されている」(38.0%)、「充電する際にケーブルが不要」(37.6%)といったバッテリー持ちに関する要望が上位に挙がった。


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