スマートフォンコミックサービス「comico(コミコ)」などを運営するNHN PlayArtは、10月23日に新宿南口に常設型のカフェ「Caffice(カフィス)」をオープンすることを発表した。同社は9月18日にカフェ事業に新規参入することを明らかにしていた。なお、最近では楽天も渋谷に「楽天カフェ」をオープンしている。
Cafficeはビジネスパーソンが多い新宿のエリア特性を考慮して、ビジネスマンやOL、オフィスワーカーの来店を想定しているという。店内は利用シーンに応じて、大きく「ラウンジ」、「カフェ」、「ビジネス」の3つのエリアに分かれている。
ラウンジエリアは全席にソファを使用した最も落ち着いたエリア、カフェエリアはランチや休息など短時間利用に適した開放的なエリアとなる。そして特に力を入れているのがビジネスエリアだ。無料のWi-Fi環境のほか、全席に有線LANと電源を完備。PCワイヤーロックやプリンタサービスも提供する。
また店内には、世界各国のビンテージ書籍のオーダーセレクションを手掛けるFlying Booksオーナー・山路和広氏が選んだアーカイブ書庫を設置。グラフィックデザインと建築のジャンルを中心に、厳選された約350冊を取り揃えている。
NHN PlayArtは今回のカフェ事業への参入について、同社が掲げる「人々の日常にもたらすちょっとした楽しさ(Play)や新鮮な体験を豊かな発想で創造(Art)していく」というコーポレートアイデンティティを、オフラインの場でも展開するためと説明している。
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