オープンロジは10月21日、商品の入庫から保管、梱包、配送までを一括でアウトソーシングできる物流サービス「オープンロジ」を正式に開始した。中小規模のEC事業者やネットオークション利用者を主なターゲットとする。
利用者が入庫した商品を、オープンロジ側で管理する。商品1個ずつにバーコードを貼りつけることで、ウェブの管理画面で入出庫データを確認できるようにしている。管理画面では同梱明細書や時間帯指定、配送元の変更や代引き対応なども依頼でき、2014年内には海外配送などの機能も順次搭載される予定だ。
料金は荷物単位での従量課金制で、入庫料が1個15円、保管料はサイズに応じて日額1個0.2~10円、配送料はサイズに応じて220円~780円。固定費用はかからない。また、事前に問い合わせて見積もりを取る必要はない。
経済産業省が発表した電子商取引に関する市場調査によると、2013年の一般消費者向けEC市場規模は11兆2000億円で、継続的な成長が見込まれている。オープンロジでは、大半のEC事業者が梱包やラベル、納品書の作成、配達業者の手配までを社内で行っており、それに加えて、商品の保管スペースの確保やクレーム対応などの費用も発生していると指摘している。
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