KDDI研究所は10月20日、ネットで話題のコンテンツに対するSNSなどでのコメントの中から、ユーザーの主観を含むコメントのみを自動的に取り出して表示するキュレーション技術を開発したことを発表した。同日よりコンテンツ提供者向けのトライアルを実施する。
この技術は、ニュースやテレビ番組、映画、音楽、アプリなど、さまざまなコンテンツに対するSNSや掲示板でのコメントを解析することで、ネットで話題のコンテンツを自動で検索し、ユーザー主観のコメントのみを表示する。
コメントに含まれる「欲しい(σ´囗`。)」などの顔文字や、「誰得wwwww」など文字列の連続出現、記号表現や文体といった、より感情が現れやすい言葉の特徴を捉えることで、コメントの主観度合いを測定し、感情豊かな表現を収集できることが特徴。また、主観度合いの高いコメントの中から、反応が分かりやすいものをポップアップ表示できるという。
同社では、自社製品の改善を目的とした情報収集アプリや、SNSの反応を楽しむためのエンタメアプリなどに、この技術を活用できるとしている。
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