サンディスク、最大512Gバイトの大容量SDXCカードを12月に発売

 サンディスクは10月17日、最大容量512GバイトのSDXCメモリカード「サンディスク エクストリーム プロ SDXC UHS-Iカード」を12月に出荷開始すると発表した。追加される容量は512Gバイト、256Gバイト、128Gバイトの3種類で、価格はオープン。


「サンディスク エクストリーム プロ SDXC UHS-Iカード」

 スペックは、最大読取り速度が95Mバイト/秒、最大書込み速度が90Mバイト/秒で、4K解像度の動画撮影向けの規格「UHSスピードクラス3」に対応。高解像度のビデオ撮影や、高速連写による写真撮影に適しているという。

 また、プロレベルの活動を想定し、過酷な条件を想定した設計とテストを実施しており、耐温、耐水、耐衝撃、耐エックス線といった堅牢性を確保しているとのこと。製品保証は無期限で、誤って削除してしまった画像を復元するデータリカバリソフトウェア「RescuePRO Deluxe」の1年間利用特典が付属する。

 なお、サンディスクによると、2003年に同社が512MバイトのSDカードを発表して以来、容量に対する需要は飛躍的に増大し、512GバイトのSDカードが発表されたことで、カードに保存できる容量は約10年の間に1000倍増加したことになるという。

 発表の中で、製品マーケティング担当バイスプレジデントのディネッシュ・バハール氏は、「4KウルトラHDのような技術の台頭を契機として、当社では極めて大容量のデータを扱うことのできる製品の開発に取り組んでいる」とコメントを寄せている。

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