角川書店は、日本IBMとMAGES.原作のアニメ「シュタインズ・ゲート」とのコラボレーション企画による、IBMの「コグニティブ・コンピューティング」をテーマにしたオリジナルアニメの制作を発表。作品は4本用意され、10月15日からMugendaiの特設ページにて順次公開する。
シュタインズ・ゲートは、科学アドベンチャーシリーズの第2弾作品として2009年にゲームソフトとして発売。以降、アニメや映画、小説など数多くのメディアミックス展開も行われた。発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーである岡部倫太郎が、偶然発見してしまったタイムトラベルの方法を駆使し、迫り来る危機を回避するべく何度も過去改変に挑むという空想科学物語。偶然送ってしまった過去へのメールを、IBN5100を駆使して削除すれば理想の世界線に到達できるとされていた。
ストーリーが進む上で重要な役割を果たすアイテムのIBN5100は、1975年に発売されたIBMのポータブル・コンピューター「IBM5100」がモデル。このことから今回のコラボレーションにつながったとしている。
コグニティブ・コンピューティングは、人間と機械が自然言語で対話をすることで機械が学習し、人間がより的確に判断をできるように支援をするという次世代のコンピューティング。制作される4本のエピソードでは、コグニティブ・コンピューティングが実現する未来をアニメの世界観で表現。「聡明叡智のコグニティブ・コンピューティング」と題し、キッチン編、ナビゲーション編、ファッション編、会議編が順次公開される。
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