エプソン、活動量計「PULSENSE」--睡眠も自動で判別、脈拍や心の状態も測定

坂本純子 (編集部)2014年10月03日 15時37分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 エプソンは、脈拍の計測や運動強度、カロリー収支、睡眠やこころの状態を知ることができる活動量計、PULSENSE「PS-500B」、「PS-100シリーズ」を11月6日より発売すると発表した。

PULSENSE「PS-500B」
PULSENSE「PS-500B」

 どちらも腕に装着するタイプで、PS-500Bは液晶表示が可能。PS-100シリーズは液晶のないバンドタイプで、カラーバリエーションとともに、手首の太さに合わせてSとLの2サイズがラインアップする。3気圧防水に対応。市場想定価格は、PS-500Bが1万円台後半、PS-100シリーズが1万円台半ば。

 PULSENSEは、加速度計測だけでなく、エプソン独自技術の高精度脈拍センサを搭載。血中のヘモグロビンが光を吸収する性質を利用して、手首の血管にLED光を照射し、血流の変化により脈拍数を計測する。脈拍の連続計測は約36時間。エクササイズから睡眠まで、1日の生活をしっかり記録できる。

「PS-100シリーズ」。カラーはターコイズブルーとブラックの2色。それぞれSとLサイズがラインアップする
「PS-100シリーズ」。カラーはターコイズブルーとブラックの2色。それぞれSとLサイズがラインアップする

 同じ距離を歩いても、坂道と平坦な道とでは体にかかる負荷が異なる。「体の動き」(加速度)だけでなく、脈拍を通じて「体の負荷」を計測しているため、より正確に運動強度と消費カロリーを算出できるとしている。

 また、脈拍と活動量から睡眠に入ったことを自動で検知し、就寝前に「睡眠モード」へ切り替えることなく、睡眠時間や眠りの「深い」「浅い」を可視化する。さらに運動量が少ないとき(非活動時)に脈拍が高ければ「エキサイト」、低ければ「リラックス」として記録し、1日の自身の状態を把握することにつながるという。

 計測したすべてのデータは専用アプリ「PULSENSE View」(Android/iOS)に連携し、心拍ゾーンごとの活動時間やその日の歩数、移動距離、カロリー収支や睡眠、こころバランスなど取得したデータを細かく表示し分析できる。PS-500Bのみ、PCのアプリケーションにも対応する。

 目標体重とダイエットペースを設定すれば、1日の「脂肪燃焼ゾーン」における活動目安時間や摂取・消費カロリー目安を提示。最も効率よく脂肪が燃焼するとされている「脂肪燃焼ゾーン」において活動が行えているかを、本体のLEDライトと振動で知らせる。また食事記録を入力すると摂取カロリーとして数値化され、脈拍計測ならではの正確な消費カロリーと合わせて1日のカロリー収支が表示される。ウェイトコントロールにも役立つとしている。

トレイルランニングなどにも適した、GPS機能付きランニングウィッチも

 エプソンは、このほかにGPS機能付きランニングウオッチ「SF-810B」「SF-810V」も発表している。市場想定価格は3万円台後半。5気圧防水に対応し、高精度GPS機能搭載に加えてエプソン独自技術の高精度脈拍センサを搭載した。腕に装着するだけでGPS測位と同時に脈拍計測が可能となり、手軽に心拍トレーニングを行えるとしている。測定のしくみは、PULSENSEと同じだ。

 GPSの電波の乱れや誤差が生じやすいビル街や、電波の届きにくい山間部においても、高精度に距離や標高の計測データが得られるほか、国産準天頂衛星「みちびき」に対応。電波が建物などに遮られにくく安定した測位が可能という。

 さらに、GPS信号の高速サーチやスキップ機能により走りはじめるまでの準備時間を大幅に短縮できるほか、ストライドセンサを内蔵することにより、トンネル内やスポーツジムなどの室内でも高い精度で走行距離やラップを刻めるとしている。

 「累積上昇高度」「累積下降高度」「勾配」など、細かい項目も計測でき、山野を走るトレイルランニングなどにも適している。ランニング時の軌跡や速度、脈拍数、ラップ、消費カロリーなどの計測データは、ウェブアプリ「NeoRun」にアップロードしてPCやスマートフォンで管理し分析できる。

「SF-810V」(ブラック/バイオレット)と「SF-810B」(ブラック)。
「SF-810V」(ブラック/バイオレット)と「SF-810B」(ブラック)。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加