KDDI、沖縄セルラーは9月24日、サムスン電子製の10.5インチタブレット「GALAXY Tab S」と曲面有機ELディスプレイ「エッジスクリーン」を採用した「GALAXY Note Edge」を発表した。いずれもKDDIが提供する最新のLTE技術「キャリアアグリゲーション」や「WiMAX2+」の高速データ通信に対応する。
なお、サムスンはすでにグローバルでGALAXY Note Edgeと同時に「GALAXY Note 4」とGALAXY Note 4をメインディスプレイとして使用する仮想現実ヘッドセット「Gear VR」も発表しているが、今回のラインアップには登場していない。
GALAXY Tab Sは「スーパー有機EL(Super AMOLED)ディスプレイ」を搭載したタブレットだ。12月上旬より発売する。従来液晶比で約100倍のコントラストにより、目で見たものに近い色合いを表現できるという。
挟額縁設計により、A4サイズ以下で薄さ6.6mmを実現し、外出先でも手軽に資料作成やメールチェックができるほか、映像サービス「ビデオパス」やフルセグなどの動画視聴も楽しめる。
複数のアプリを同時に起動して一画面に表示できる「マルチウィンドウ」により、動画視聴しながらインターネットの閲覧や、microSDカードに格納しているデータもドラッグ&ドロップで簡単に本体へ移行できる。また、GALAXYシリーズのスマートフォンとWi-Fiダイレクトで接続し、自在にスマートフォンが操作できる「SideSync」などの機能も搭載している。
GALAXY Note Edgeは、曲面有機ELディスプレイ「エッジスクリーン」を採用した約5.6インチSuper AMOLEDディスプレイを特長とする。発売は10月下旬以降。
スーパー有機EL(Super AMOLED)のディスプレイに、メイン画面と独立して動く「エッジスクリーン」を搭載。メイン画面の大画面の操作性を損なわずにアプリや音楽プレイヤーの切り替えを素早く操作できるほか、天気やニュースなど各種情報も表示できる。
エッジスクリーンは、アプリや動画のショートカット操作に加えて、au限定の機能としてau Eメール(@ezweb.ne.jp)やSMS受信時のアニメーション通知や本文表示も可能だ。
また、GALAXY Note Edgeのカメラ機能のうち、サブカメラは「GALAXY Note3」から60%向上したF値1.9や90度の広角レンズを採用。ワイド自分撮りモードを使うと最大120度広角撮影が可能で、自撮りや集合写真も明るくキレイに撮影できる。
Sペン機能も進化し、PCマウスのように写真やファイルを選択できるほか、撮った写真に落書きや、ブラウザから好きな部分を切り取って無料のコミュニケーションアプリなどに貼るだけで送信できる。
au公式アクセサリ「au +1collection」からは、GALAXYシリーズのスマートフォンと連携して通話や各種通知を確認できる最新の腕時計型端末「Gear S」が登場した。Gear Sは3Gを搭載せず、Wi-Fi環境またはGALAXY本体と連動させて使用する。
このほかにもBluetoothヘッドセットに便利なマグネット機能がつき、離して受話、くっつけて終話が可能な「Gear Circle」、端末とケースが連動することでエッジスクリーンがより楽しめる「GALAXY Note Edge Flip Wallet」が登場している。いずれも10月下旬以降に順次発売する。
なお同日、KDDIはXperiaシリーズの最新モデル「Xperia Z3」とウェアラブルデバイス「SmartWatch 3」も発表している。
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