NTTドコモ、フュートレック、シストラン・インターナショナル(韓国)の3社は、翻訳技術の開発とサービスの提供を目的とした合弁会社「株式会社みらい翻訳」を設立することに合意し、合弁契約を締結したと発表した。新会社は10月に設立する。
今回の新会社設立では、契約者向けに翻訳サービス「はなして翻訳」を提供するドコモ、翻訳ソフトウェア業界大手のシストラン、音声認識・翻訳システムの開発を手掛けるフュートレックが合弁することにより、世界最高レベルの機械翻訳精度をもつ翻訳技術・ソフトウェアの開発を目指すという。
当初は英語、中国語、韓国語を中心に、将来的にはベトナム語、タイ語、インドネシア語等の言語も対象にソフトウェアやサービスを開発し、法人向けに提供。日常生活の利用シーンで買物、観光、交通などの翻訳サービスや、ビジネスの利用シーンで法律、教育など専門分野の同時通訳や社内文書の翻訳サービスを展開していくという。また開発にあたっては、独立行政法人情報通信研究機構の多言語翻訳エンジンとNTTの日本語解析処理に基づいた機械翻訳技術を併せて活用するとのこと。
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