撮影した写真やスクリーンショットをブログやSNSに掲載したり、あるいはメールに添付して送るにあたっては、画像サイズを縮小する必要が生じる。Windowsであればペイントなど付属のソフトを利用して加工するのが一般的だが、すこし凝った加工を併せて行おうとすると、機能的にはいまいち不足を感じることもしばしばだ。
こうした場合、オンラインで提供されている画像処理サービスを使えば、画像サイズの縮小に加えて回転やトリミング、エフェクトやExifデータの除去といったさまざまな加工ができるので、求める結果を得やすい。オンラインの画像加工サービスは数多く存在するが、今回は画像の縮小にスポットを当てた無料サービス7つをまとめてみた。
「Resize 2 mail」は、プリセットされた定型サイズおよび倍率を用いることで、少ないステップ数で画像を縮小できることが特徴。縦横いずれかのサイズを指定して縮小するメニューも別途用意される。90度単位の回転やトリミングにも対応する。フォーマットはJPGとGIFに対応。
「Shrink Pictures」は、あらかじめ用意された横幅およびパーセンテージに基いて画像をすばやく縮小できることが特徴。JPGの圧縮率を指定する機能に加えて、グレースケールやセピアといった簡易フィルタ機能を用いることでExif情報の削除も可能。フォーマットはJPGのほかGIF、PNGに対応。
「Cut My Pic!」は、画像のトリミングのほか、グレースケールやセピアなどのエフェクトや、角の形状の変更、影の追加、リフレクションなどさまざまな画像処理が行えることが特徴。日本語のわかりやすいウィザードで誰にでも使いやすい。フォーマットはJPGやGIF、PNGに対応。
「pic resize」は、プリセットされたサイズと倍率に従い画像をすばやく縮小できることが特徴。手動でのサイズ設定も可能なほか、トリミング、回転、鏡像といった加工機能、さらにグレースケールやセピアなど17種類のエフェクトも用意される。フォーマットはJPG以外にPNGやBMP、GIFに対応。
「rsizr」は、単純に同じ比率で縮小するのではなく、被写体周囲の余白部分だけを省いたり、被写体の間隔を狭めるなどして、被写体のサイズをなるべく維持しつつ画像の天地左右を縮められることが特徴。縮小、切り抜きなどにも対応する。ファイルフォーマットはJPGのほかPNG、GIFに対応。
「画像サイズ変換サービス」は、ニアレストネイバーやバイリニア、バイキュービックなど、画像の補間方法を指定してサイズを変更できることが特徴。サイズは選択式ではなく手動入力で指定する方式。フォーマットはJPGやGIF、PNGに加えてBMPやTIFFにも対応。
「画像を縮小する!」は、複数枚の画像をまとめてリサイズできることが大きな特徴。サイズは横幅を基準にプリセットされた選択肢から選ぶ方式で、ほかにパーセンテージを指定することもできる。白黒への変換機能や回転機能、JPGの画質指定機能も備える。フォーマットはJPGのほかGIF、PNGに対応。
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