ソニー、超低域から超高域までハイレゾも余裕で鳴らすフラッグシップヘッドホン

加納恵 (編集部)2014年09月25日 13時20分
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 ソニーは9月25日、フラッグシップモデルのヘッドホン2機種を発表した。オーバーヘッドタイプの「MDR-Z7」(Z7)とインナーイヤータイプの「XBA-Z5」(Z5)になる。両機種ともにハイレゾ再生に対応する。発売は10月18日。想定税別価格はZ7が5万6000円前後、Z5が6万5000円前後になる。

 両機種ともに振動板には、液晶ポリマーフィルム振動板にアルミニウムをコーティングした「アルミニウムコートLCP振動板」を採用。2つの素材をあわせることで高域における内部損失を向上し、超高域まで色づけのない音を再現する。

 Z7は、70mmの大口径ドライバユニットを搭載した密閉ダイナミック型ヘッドホン。ハイレゾの再生基準とされる40kHzを大幅に上回る100kHzの超高域再生を実現する。70mmは人間の耳の大きさをほぼカバーできるサイズとのこと。そのため耳全体を覆うことができ、耳元でスピーカのような平面波を得られ、自然な響きを再現できるとしている。

 従来の3芯構造から4芯構造に変更することで、左右の音の分離を改善し、引き締まった低音を実現。さらにグランド部分を完全にLとRで分けることで、繊細な音を再現できるとしている。

 イヤーパッド部は立体製法を採用することで、装着性を向上したほか、音漏れも低減。イヤーパッドが内側に倒れこむ「エンフォールディングストラクチャー」により、重低音域も逃さず再生できる。

 ケーブルは脱着式で3.0mの銀コートOFC線を採用。ハウジング、ハンガー部はアルミ、バンド部は本革と素材にもこだわっている。重量は約335gになる。

  • 「MDR-Z7」

  • 内部構造

  • アルミニウムコートLCP振動板

 Z5は、フルレンジのバランスドアーマチュアドライバと16mmのダイナミックドライバを搭載した密閉ハイブリッド型ヘッドホンだ。

 バランスドアーマチュアドライバには、新開発の「リニアドライブバランスド・アーマチュア」を採用。振動板とアーマチュアをダイレクトに連結する「ダイレクトドライブ構造」により、入力信号に忠実に振動板を駆動できるとしている。

 トゥイータ部には「マグネシウムHDスーパートゥイーター」を搭載し、ハイレゾ音源も正確に再生する。ケーブルは脱着式で、1.2mのケーブルを付属。ハウジングにはマグネシウムを採用する。重量は約11gになる。

  • 「XBA-Z5」

  • HDハイブリッド3ウェイドイラバシステムの内部構造

  • アルミニウムコートLCP振動板

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