Amazonは米国時間9月17日、スマートフォンおよびタブレットの第4世代プラットフォーム「Fire OS 4」を発表した。Fire OS 4には、一般消費者やBYOD(Bring Your Own Device:個人所有デバイスの業務利用)ユーザー、法人ユーザー向けの多くの新機能が搭載されている。
Fire OS 4は、クラウドとの統合強化やユーザーインターフェースの改善、複数アカウント用のプロフィール(メールやソーシャルサービス、環境設定など、アカウントごとの設定を含む)が特徴だ。
Amazonは、「Android 4.4 KitKat」をベースに、開発者にとって魅力的な既存の機能を取り入れてFire OS 4を開発し、デバイスでの新しい体験を生み出した。
直前のバージョンとあまり違いがないように見えるが、Amazon幹部はFire OS 4について、同じく17日に発表された新しいハードウェアでは、デバイスの処理能力を余すところなく活用して、全体的な体験を高速化しつつも、これまでと違いすぎてユーザーを遠ざけることがないようにすると約束している。
Fire OS 4は、第4世代のすべての「Kindle Fire」タブレットに標準装備され、第3世代のKindle Fireタブレットについては、無料でOTA(Over The Air)アップグレードが受けられる。
「Fire Phone」ユーザーは、もう少し待たなければならない。Fire Phone向けのFire OS 4は2015年初めにリリースされる、とAmazon幹部は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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