インターネットを国際的に管理するInternet Corporation for Assigned Names and Numbers(ICANN)は、一般トップレベルドメイン(gTLD)運用権のオークションでAmazonが他の3社より高値を付けたことを受け、ドメイン名「.buy」を同社に割り当てた。Amazonは、米国時間9月17日に終了したオークションで460万ドルを支払った。Googleは自社のレジストリサービスCharleston Road Registryを通じて入札したが次点に終わった。Googleは「.tech」「.vip」というgTLDのオークションでも競り負けた。
Amazonは.buyドメインで何を行うかをまだ明らかにしていない。米CNETはAmazonとGoogleにコメントを求めたが、得られていない。
Googleには、Charles Road Registryが運営する独自のレジストリサービスがあり、「.ads」「.dad」「.eat」などさまざまなトップレベルドメインを提供できる。Googleは2012年に、自社のレジストリサービスを通じて提供したいgTLDをすべて示した表を公開した。その中に.buyも含まれていた。
ICANNがgTLDを「.com」「.org」「.gov」といった標準的なものから拡張すると2011年に発表して以来、トップレベルドメインのブームが続いている。特定の業界やニーズに適用できるとわかればgTLDが収入源になる可能性があると考え、AppleとGoogleに加えて数社が新しいドメイン名の取得を目指していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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