次世代マーケターに求められる素養--米Twitterのメリッサ・バーンズ氏に聞く - (page 2)

 日本市場は我々にとって最重要なマーケットの1つです。米国以外の海外オフィスとして立ち上げたのは日本が初めてであることからもお分かりいただけると思います。日本では、ユーザー数が驚異的な伸びをみせていますし、全世界のTwitter上で交わされるさまざまな言語のうち、日本語のツイートのボリュームが非常に多いことも特徴です。

 Twitterカードがすぐに日本で普及するのかどうかは分かりませんが、140文字のキャンバスのなかでより良いコンテンツが育ってくれば、普及も進むと思います。たとえば、素晴らしいビデオコンテンツを提供しているナイキなどは「ビデオカード」によって認知度が上がっています。広告主には、よりリッチなメディアコンテンツを持つことが、コンテンツ戦略としては非常に大事なのではないかとお話しています。

――米国では「アナと雪の女王」の画像やトレーラー、チケット購入画面へのリンクなど、さまざまなカードを組み合わせたツイートなども試験的に提供されています。これらの機能が日本でも提供される予定は。

 上場企業なので今後の展開については話せない部分もあるのですが、Twitterのエンジニアは、自分たちが作った新機能などを1%のユーザーに対して試してみるといったテストを実施しており、上手く利用できそうなものについては本格的に広げていきたいと思っています。

――SNSを活用したマーケティングには、今後どのような手法が求められるのでしょう。また、その上でTwitterはどうアプローチしていくのでしょうか。

 現代の消費者は、あらゆるところから情報を得ています。モバイルによって自分がどこにいても情報が入ってくるのです。優れたマーケティング担当者は、すべての情報媒体をまたいだ形で、いかにストーリーを発信するかということに主眼をおいていますし、そうした情報を受け取った消費者が、一歩俯瞰したところでそのブランドからどういった情報を得ようとしているのかを考えた上で、マーケティング活動をしています。

 そのため、マーケティング担当者は各チャネルの特性をしっかりと理解しなければなりません。さまざまな媒体、チャネルで人々がどのように行動をするのかという深い洞察力を持ち、さらに以前よりも早く行動することが求められています。

 その上で、我々はさまざまな市場で啓蒙活動をしながら理解をしていただくことに時間を割いていますし、広告主の試行錯誤の支援もしています。今後はTwitterに限らず、いろいろな媒体やチャネルを使って、より戦略的にビジネスを成功させるにはどうすればいいかという、戦略作りの部分でも我々ならではのお手伝いをしていきたいと思います。

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