ソフトバンクモバイルは9月16日、他社からの乗り換え(MNP)で新料金プラン「スマ放題」に加入すると、他社の携帯電話を最大4万3200円で下取りする「のりかえ下取りプログラム」を、9月19日~10月31日までの期間限定で実施することを発表した。対象機種に応じて、毎月の利用料金から下取り額を割引く。
下取り価格について、ソフトバンク広報は「市場を鑑みて検討した」とコメントしているが、NTTドコモが9月14日に発表した最大4万3200円の「iPhone下取りプログラム」に対抗したものと見られる。
下取り対象となる他社の端末は、iPhone、Androidスマートフォン、Windows Phone、BlackBerry、フィーチャーフォン。ソフトバンクの「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」、Androidスマートフォン、シンプルスマホ、フィーチャーフォンに機種変更することで、下取りが可能となる。なお、ドコモでは「iPhone 3G」「iPhone 3GS」「iPhone 4」や、画面割れ品も下取り対象にしているが、ソフトバンクでは非対象となる。
下取り価格(税込)は、「iPhone 5s」の16Gバイトモデルが3万8880円、32Gバイトモデルが4万1040円、64Gバイトモデルが4万3200円。「iPhone 5c」の16Gバイトモデルが3万4560円、32Gバイトモデルが3万6720円。「iPhone 5」の16Gバイトモデルが2万8080円、32Gバイトモデルが3万240円、64Gバイトモデルが3万2400円。「iPhone 4s」の16Gバイトモデルが2万4240円、32Gバイトモデルが2万4240円、64Gバイトモデルが2万4240円。
また、機種変更する自社ユーザー向けの「タダで機種変更キャンペーン」についても10月31日までの期間限定で通信料からの割引額を増額する。これにより、たとえば「iPhone 5s」「iPhone 5c」「iPhone 5」から「iPhone 6」(16Gバイト)に機種変更した場合、機種代金が実質負担0円(通常は月額605円)で、さらに毎月の通信料金から合計1万7880円の割引を受けられるようになり、合計の割引額が最大3万2400円となるとしている。
さらに、25歳以下のユーザーが新規契約または乗り換えでiPhone 6、iPhone 6 Plusを購入すると、通信料から最大1万368円を割引する「iPhone U25おトク割」を9月19日~10月31日まで実施するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」