KDDIは9月12日に会見を開き、「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」のネットワークの強さをアピールした。登壇した同社代表取締役執行役員専務の石川雄三氏は「これまでキャリア各社のネットワークの差は明確にしづらかった部分もあるが、今回は厳然とした差がある」と自信を見せた。
KDDIが販売するiPhone 6/6 Plusは、150Mbps(FDD)のキャリアアグリゲーション(CA)、110Mbps(TDD)のWiMAX 2+の双方に大手3キャリアで唯一対応する。150Mbpsの基地局数は9月10日に1万局を突破、12月には2万局到達を見込んでおり、速さと広さ、つながりやすさの強化を着々と進めている。
ネットワーク以外では、auショップと連携したキャンペーンや「オリジナリティに富んだ(iPhone 6/6 Plus用)アクセサリ」(石川氏)で差別化を図る考えだ。なおアクセサリについては「来週くらいに発表できる」としている。
iPhone 6/6 Plusの入荷状況を聞かれた石川氏は「申し上げられない」と答えたが、「例年お待たせすることになって申し訳ないので、アップルに早く送ってくれと伝えている次第」とも話した。
また、iPhone 6/6 Plusのどちらが多く売れるかとの問いには「価格がiPhone 6 Plusが高いことと、客観的な評価としては当然、4.7インチ(iPhone 6)のほうが多く売れるだろうと見ている」と答えた。
機種変更時にユーザーが使っているau携帯電話を買い取る「下取りプログラム」は今回も実施する。「iPhone 4S」以後の端末を対象としており、前モデルの「iPhone 5s」「iPhone 5c」も含まれる。端末の種類に応じてWALLTETポイントで還元するという。
iPhone 6/6 Plusの予約受付は同日16時に、3社一斉に始まった。KDDIとソフトバンクモバイルはすでに価格を発表しているが、NTTドコモは価格未定のまま予約を受け付けている。
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