Appleは、米国時間9月9日のイベントで「Apple Watch」を披露するとともに、同スマートウォッチ用アプリとサービスの開発者を支援する「WatchKit」を発表した。
Adobeの元幹部で、同社を退職してApple Watchを手がけているKevin Lynch氏は、9日午前のイベントで、「WatchKitを利用すれば、リッチでアクション通知が可能なアイテムを開発できる」と語った。
開発者はWatchKitを使って、これまで「iPhone」や「iPad」用アプリを開発してきたように、Apple Watch向けのサードパーティーアプリを開発することができる。
すでに一部のサードパーティーから、同ウェアラブル端末用のアプリが発表されている。例えば、Twitter、American Airlines、Starwood Hotels & Resorts Worldwide(客室の解錠)、Pinterest、BMW(自動車の位置情報サービス)、Honeywell(コネクテッドホーム制御)などだ。
音楽制作モバイルアプリを開発するSmuleの最高経営責任者(CEO)Jeff Smith氏は、「デザインがすっきりしていて使いやすいだろう。私の母親でも使えるかもしれない。しかし、すでに市場に出ている他の(『Android Wear』)デバイスはどうだろうか」と語った。Smuleは、iPhone用アプリを最初に手がけたサードパーティーの1つだ。
WatchKitを開発者向けにリリースする時期について、Appleは明らかにしていない。Apple Watchそのものは、2015年春のリリース予定だとAppleは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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