ソニーは9月8日、バータイプのサラウンドシステムに「HT-ST5」(ST5)を追加した。音に包み込まれるような新サラウンドモードを搭載する。発売は10月31日。想定税別価格は7万4000円前後になる。
ソニーではバータイプのホームシアターシステムとして、2013年8月に「HT-ST7/ST3」を発表。ST5はST3とST7の間に位置するモデルになる。
バータイプのスピーカとサブウーファから構成され、バータイプのスピーカには、口径60mmのフルレンジスピーカと、口径20mmのバランスドライブ型トゥイータを内蔵。サブウーファには口径60mmの大口径ユニットを備える。バースピーカとサブウーファは、ワイヤレス接続が可能だ。
サラウンドモードは、独自の「波面制御技術」を取り入れることで、広いスイートスポットを提供する「SURROUND 1」(ワイドモード)に加え、新たに深い回り込みサラウンドを再現し、1人での視聴に最適な「SURROUND 2」(フォーカスモード)を搭載。サラウンド2は部屋の形状に左右されず、サラウンド感を再現できるという。これにより、試聴人数に応じて最適なサラウンドモードを選べる。
このほか、ピュアオーディオ、テレビボイス、サッカー、ゲームなど、全7種類のモードを搭載。小音量時でもサラウンド効果が得られるよう最適なバランスに調整する「ナイトモード」も備える。
Bluetoothに対応し、スマートフォンやタブレット内の音楽ファイルをワイヤレスで再生できるほか、NFC対応機であればワンタッチでのペアリングを実現する。
HDMI端子は入力3系統、出力1系統を装備。光デジタル入力2系統、アナログ入力1系統も備える。4K60pのパススルーに対応する。バースピーカは高さ101mm×幅1030mm×奥行き116mmで、重量約6.1kg。サブウーファが高さ355mm×幅242mm×奥行き407mmで、重量約11.0kg。バースピーカは壁掛け対応も可能だ。
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