世界の大半はインターネット経由で提供されるストリーミング動画への移行を進めているが、光学ディスクを除外するのはまだ早い。
Blu-ray Disc Association(BDA)はベルリンで現地時間9月5日、当地開催の家電見本市「IFA」で、高解像度の4K画像を処理できるバージョンのBlu-rayディスク技術の規格化をほぼ完了したと述べた。BDAは2015年の春か夏に同技術のライセンス供与を開始する予定で、最初の4K Blu-rayプレーヤーは同年のホリデーショッピングシーズンまでに登場するはずだ、とBDAグローバルプロモーション委員会の委員長を務めるVictor Matsuda氏は述べた。
不安定で、多くの場合制限があるインターネット接続に依存する代わりに物理ディスクを使用するので、Blu-rayディスクは可能な限り最高の画質を提供できる、とMatsuda氏は話した。しかし、4K Blu-rayは、単にピクセル数が現在主流の1080p動画の4倍になるだけではない、と同氏は付け加えた。
この新仕様では、色域が劇的に拡大し、ダイナミックレンジも広がるので、暗い部分と明るい部分の詳細がはっきり見える。さらに、4K動画を60fpsで再生できるようになる、と同氏は述べた。
「パッケージされたメディアと、それに封入された安定した環境。それは4K Blu-rayという至高の技術の一部だ」(Matsuda氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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