太陽フレアが米国時間8月24日にM5.9クラスのコロナ質量放出(CME)を伴って発生した。このレベルは太陽フレアとしては中規模で、2013年後半や2014年初頭に見られたXクラスのフレアに比べておよそ10分の1の強さになる。だからといって弱いという意味ではない。このコロナグラフ画像では、太陽から遠く離れたところまで到達している質量放出を見ることができる。
コロナグラフ(「LASCO C2」と呼ばれている)は、NASA/ESAの探査機「SOHO」に搭載されている。焦点面に遮光円盤を置くことで太陽を遮り、CMEのプラズマが太陽の明るい光によって見えなくならないようにすることで、はっきり撮影できるようにしている。
提供: NASA/ESA SOHO, LASCO C2