ソニーは、ハッカー攻撃と思われる原因により、米国時間8月24日から接続障害が発生していた同社のPlayStation Network(PSN)が復旧したと発表した。
ソニーはPlayStation Blogにおいて、PSNの接続障害は分散型サービス拒否(DDoS)攻撃によるものだと述べている。DDoS攻撃は、システムに大量のトラフィックを集中させてサービスを一時的に利用できなくする一般的な攻撃手法だ。ソニーによると、ネットワークに侵入したり、ユーザーの個人情報に不正アクセスした形跡は見られないという。
「PlayStation」の公式Twitterアカウントには25日午前、「最新情報:PSNおよびSony Entertainment Networkは、皆様にお待ちいただき、ご支援いただいたおかげで復旧しました」というメッセージが投稿された。
今回の攻撃を受け、ソニーは予定していたメンテナンスの延期を決めた。
2011年には今回よりはるかに深刻な攻撃が発生しており、それに続く今回の攻撃は、PSNが依然として攻撃による障害を起こしやすい状態にある可能性を示している。
今回の攻撃について犯行声明を出しているグループLizard Squadはさらに、Sony Online Entertainment(SOE)社長のJohn Smedley氏が搭乗したAmerican Airlinesの航空機に爆発物が置かれていると、24日にTwitter上で発言していた。
American Airlinesの広報担当者Casey Norton氏によると、Lizard Squadがメッセージで言及していたダラス/フォートワース発サンディエゴ行き362便は、安全上の問題のためフェニックスに目的地を変更したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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