ビデオゲームを手がける新興企業のOUYAが中国のスマートフォンメーカーXiaomiと提携したという。Reutersが報じている。
この提携により、OUYAは、同社のゲームをXiaomiのストリーミングボックスやスマートテレビに提供することになる。提携の詳細は依然協議中であるが、OUYAはXiaomiの端末に専用のチャネルを持つことになるようだ。
OUYAの最高経営責任者(CEO)Julie Uhrman氏は、Reutersに対し次のように述べた。「XiaomiのMiTV、そして、市場に進出している同社のセットトップボックスやその他のAndroidセットトップボックスなどにとって、このことは、素晴らしいコンテンツや開発者をゲーム利用者に紹介するとともに、これまで未着手の領域に呼び込む上でターニングポイントとなる可能性がある」
OUYAは2012年、Kickstarterを通じた立ち上げでゲーム分野に華々しく登場し、テレビに接続する99ドルのコンソールを発売した。同社はそれ以来、多数の開発者に多くのゲームを同社アプリストア向けに開発するよう求めてきた。同社の売り上げは低迷している。しかしアジアでのリリースは、同社の人気に火をつけることに役立つ可能性がある。
Xiaomiは世界で最も多くスマートフォンを販売する企業の1社だ。8月に入りCanalysの調査によって、Xiaomiが中国でのスマートフォン販売でAppleとサムスンを抜いてトップに立ったことが明らかになっていた。同社はスマートフォンのほか、スマートテレビやストリーミングボックスといった製品にも手を広げている。
Xiaomiとの提携は、OUYAが行ってきた多数の提携の1つだ。OUYAはこれまで、「OUYA Everywhere」と同社が呼ぶ取り組みを通じて、複数のデバイスメーカーと提携してきた。OUYAは7月、同社のゲームやコンテンツを幅広いユーザーに提供するため、Wikipadと提携したことを明らかにした。Wikipadは、ビデオゲーム向けに設計したタブレットを販売する端末メーカーだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
Copilot + PCならではのAI機能にくわえ
HP独自のAI機能がPCに変革をもたらす
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ