*編集部注:Ticketbis社のプレスリリース誤配信に伴い、事実と異なる内容があったため、当初の記事内容から一部を修正しました。
南欧州と南米で最大シェアを誇るチケット売買サイト「Ticketbis(チケットビス)」が日本に上陸した。運営会社のTicketbisは2010年にスペインで設立され、現在は29カ国でサービスを運営している。日本での展開にともない、日本法人のチケットエクスペリエンスを立ち上げた。
Ticketbisは、国内外のスポーツ・音楽・観劇などのチケット仲介取引サービスで、世界で100万枚以上のチケットを取り扱っている。国外で開催されるイベントのチケットも豊富で、プレミアリーグやリーガエスパニョーラなどの海外サッカーリーグ、海外アーティストの来日公演などのチケットを、日本語かつ日本円で購入できる。チケットはユーザーが指定した住所に届く。
一方で、日本のイベントを海外へ広める役割も担う。日本相撲協会の公式グローバルチケット販売パートナーとなる契約の締結にむけて最終調整中で、2014年大相撲九月場所より、世界各国の言語でチケットを販売し、マーケティング活動をする見込みだ。
TicketbisのCEO兼共同設立者であるJon Uriarte氏は、「日本は大きな可能性を秘めたとてもエキサイティングなマーケットだ。国内で大きなイベントも次々と開催されていて、海外の有名アーティストも来日する。そして、日本のユーザーは海外開催のイベントチケットを購入する人も多い。彼らはとてもアクティブで世界の大きなイベントのファンでもあると考えられる」とコメントしている。
日本ではすでに、チケット売買サイト「チケットストリート」などがある。8月に米eBay傘下でチケット売買事業を展開する米StubHubと提携し、日本における独占販売パートナー契約を結んだ同社は、MLBやNBAなど公認・非公認を問わずStubHubが取り扱うほぼすべての興行チケットを、日本から購入可能にするサービスを今秋に開始する予定だ。日本から世界各国のチケットを手軽に入手できる環境が整ってきた。
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