2013年7月に米国3位の携帯キャリアであるSprintを子会社化したソフトバンク。それから約1年が経ち、両社での取り組みが本格的に動き出した。
ソフトバンクモバイルは8月18日、Sprintと共同でスマートフォンを開発するプラットフォームを構築したことを発表した。調達コストを抑えることで端末価格を下げられるほか、独自端末なども開発できるようになるとしている。また、共同開発した端末は日米で販売するという。
この第1弾として、画面のフレームを極限までなくした5インチスマートフォン「AQUOS CRYSTAL」(シャープ製)を8月29日に発売することを発表した。Harman社のサウンドエフェクトエンジン「CRYSTAL SOUND」を搭載したことで高音質の音楽や動画を楽しめる。また同社のワイヤレススピーカー「Harman Kardon ONYX STUDIO」も標準で同梱する。
3日間使える省電力設計であるほか、カメラに写った文字を指でなぞるだけで、関連する言葉や画像などを簡単に検索できる「検索ファインダー」や、本体の上の縁をなぞるだけでスクリーンショットが撮れる「Clip Now」を搭載する。ただし、「おサイフケータイ」や「ワンセグ」など日本向けの機能は非搭載だ。
本体サイズは、幅約67mm×高さ約131mm×厚さ約10mmで、重量は約140g。OSはAndroid 4.4.2で、1.2GHzのクアッドコアCPUと、1.5Gバイトのメモリを搭載した。バッテリ容量は2040mAh。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、ピンク、ブルーの4色となる。価格は一括の場合5万4480円で、2年を前提とした新規契約とMNP(携帯電話番号ポータビリティ)ではゼロ円になるという。
また、12月には5.5インチのスマートフォン「AQUOS CRYSTAL X」も発売する。こちらはソフトバンクとして初めてVoLTE(ボルテ)に対応した高品質通話サービス「HD Voice」を提供。また、おサイフケータイやワンセグにも対応するという。なお、AQUOS CRYSTALも後日アップデートでVoLTEに対応する予定だ。
同日には、Sprintと共同で総額4万円以上のアプリが月額370円で取り放題になるサービス「App Pass」を開発したことも明かされた。AQUOS CRYSTALの発売日である8月29日から提供する予定。アプリ開発会社は同プラットフォームを通じて日米にアプリを提供できるようになる。
サービス開始当初は、ゲーム、エンターテインメント、ビジネス、ツールなど、さまざまなカテゴリのアプリを約100種類用意する。また、毎月500円分の「App Passチケット」が提供され、App Passからインストールしたアプリ内の有料アイテムなどを購入できるとしている。
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