米Yahooが、同社Eコマース部門の徹底的な見直しを図る。
その一環として導入する「Yahoo Stores」は、誰でもオンラインストアの構築、公開、拡大ができるようにするというシンプルな目標を掲げている。
Yahoo Small Business担当の責任者を努めるAmit Kumar氏は米国時間8月14日、TumblrのYahoo Small Business公式アカウントで、これまで積み重ねてきた取り組みがどのようにYahoo Storesに集約されているかを説明した。
「Yahoo Small Businessは、過去16年にわたって多数の顧客からさまざまなことを学び、その最良の部分を取り入れてきた。それをYahoo Storesにも生かし、小規模企業のオーナーに、それぞれのアイデアをビジネスに変えていくための、よりパワフルで合理化された美しい方法を提供する」(Kumar氏)
モバイルにもデスクトップにも最適化される新しいデザインタッチやテーマのほか、Yahooはいくつかの重要な最新機能も加えた。
Yahoo Storesのすべてのページは、キーワードやサイトの説明文など、他のYahooサイトと同じSEO技術を用いる。これによって、理論的にはストアが発見されやすくなるだけでなく、Yahooの検索能力も強化できる。
また、Yahooは、PCI(決済カード業界)基準に自動的に準拠する新しい決済処理サービスも導入する。
さらに、Yahooのモバイル重視の考えに立ち返って、ストアのオーナーはモバイルアプリケーション「Live Web Insights」を利用して、移動中にサイトを管理したり、リアルタイムで解析の結果を確認したりできる。
刷新されたYahoo Storesは、すでに提供が開始されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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