ロシアのDmitry Medvedev首相のTwitterアカウントが現地時間8月14日、ハッキングされ、ロシア政府とVladimir Putin大統領への批判に利用されたようだ。
Medvedev首相の公式Twitterアカウント@MedvedevRussia上に掲載された最初のツイート(The Interpreterの翻訳による)で、同首相は「辞任」すると述べ、さらに「(ロシア)政府の行為は恥ずべきもの」と続けた。その後まもなく、Medvedev首相のアカウントでPutin大統領を批判する一連のツイートと、ロシアに反対する抗議者からのリツイートが発信された。その中には、イェール大学のワールドフェローに選ばれたことのある弁護士で、反Putinを掲げ影響力のある活動家Alexei Navalny氏による賛辞も含まれていた。
一連のツイートは、Medvedev首相のロシア語版アカウントから掲載後1時間も経たないうちに削除された。Medvedev首相のアカウントフォロワー数は250万人を超える。
ロシア政府は、今回のハッキングについてコメントしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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