Amazonが、増え続けるモバイルアプリ開発者向けの新ツール「Live App Testing」を発表した。
新ツールはある種のセーフティネットで、開発者が製品を一般向けに提供する前に、「Amazon Appstore」のあらかじめ限定されたテスターグループに公開できるというものだ。
しかし、これは単なるベータテストのグループではない。テスターは製品へのフルアクセスが可能で、アプリ内購入のような他のAmazon製品に関連する機能を含む、すべての機能が利用できる。
このようなステップを加えることで、アプリの初期バージョンがどの程度正しく動作するかを開発者がより正確に理解し、最初の購入者に発見されたバグに後追いで対応するよりも、なるべく事前に修正できるようにすることが新ツールの狙いだ。
Amazon Appstoreの開発者エクスペリエンス部門を率いるPaul Cutsinger氏は、利用の手順を概説したブログの投稿で、事前にバグを洗い出すには「社内テスト」だけでは不十分だとの認識を示した。
「開発者が意図した通りのエクスペリエンスを確実に顧客に提供するには、実稼働環境でアプリをテストする必要がある」とCutsinger氏は述べている。
Live App Testingは、すべての「Android」搭載デバイスおよびAmazonの「Fire」デバイスに対応している。開発者は「Amazon Developer Portal」にサインインすることで、同ツールを利用できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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