スマートフォンの盗難による悪用やデータ漏えいのほか、悪意を持ったアプリによる個人情報の流出、アクセス先のウェブサイト上におけるユーザの行動履歴の収集など、スマートフォンの利用にあたってはさまざまな危険が潜んでいる。
これらの対策の1つとしてはセキュリティの統合アプリを導入することが挙げられるが、それ以外にもさまざまなセキュリティ関連アプリを併用することで、さらにガードを強固にすることができる。今回はこうしたセキュリティ関連アプリを5つ紹介しよう。
「NoRootファイアウォール」は、アプリの通信状況をモニタリングし、通信の許可または不許可を設定できるアプリ。アプリそのものは許可しつつ、IPアドレスやホスト名をもとに通信を制御したい場合に重宝する。アフィリエイト広告を非表示にする用途にも活用できる。
>>NoRootファイアウォールのダウンロードページ
「tSpyChecker」は、インストールされているアプリに許可されている権限をアイコンで一覧表示してくれるアプリ。個人情報の漏えいなどにつながりかねないアプリをすばやく判別し、アンインストールするのに役立つ。
>>tSpyCheckerのダウンロードページ
「危険アプリチェッカー」は、インストール済アプリに許可されている権限をチェックできるアプリ。個人情報の漏えいなどにつながりかねない権限を点数化して表示してくれるので、それぞれのアプリの危険度を手軽に把握することができる。
>>危険アプリチェッカーのダウンロードページ
「流出注意報」は、インストール済アプリのうち、電話帳流出が可能な権限を持つアプリを一覧表示できるアプリ。チェックできる範囲は電話帳関連の機能のみだが、「tSpyChecker」などと異なり、インストールの時点でもチェックが行なえるのが利点だ。
>>流出注意報のダウンロードページ
「Cerberus 反盗難」は、紛失や盗難に遭ったスマートフォンを遠隔操作し、場所の特定や端末のロックが行えるアプリ。Android標準のデバイスマネージャーでは不可能な、カメラを使っての撮影やマイクでの録音、通話履歴の取得などにも対応している。
>>Cerberus 反盗難のダウンロードページ
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