Androidは、ショートカットやウィジェットを追加したり、アプリを使ってホーム画面を独自にカスタマイズできることが、大きな特徴の1つとなっている。そうしたホームアプリの多くは、Android標準のホーム画面の使い勝手やデザインは維持しつつ、機能や操作性、あるいはカスタマイズ性を高めたものが多い。
しかし、「WidgetHome」は、それらとは大きく異なるコンセプトの元に作られているホームアプリだ。壁紙とアイコン、ウィジェットが並ぶ一般的なAndroidのホーム画面ではなく、さまざまな機能を持ったカラフルなタイル状に並べて表示する、デザイン性に富んだホーム画面に仕立て上げることができるのだ。
タイルには時計やカレンダー、バッテリ情報などさまざまな機能が用意されており、ウィジェットも設置できる。またタイルの種類やデザインの変更も、タイルを長押しした後に上下左右にフリックするだけと非常に簡単。通常のホーム画面と同様、複数のタイルパターンを登録し、左右にフリックして切り替えながら利用することも可能で、タイルパターンを追加する際は大小のタイルを自在に組み合わせ、オリジナルのものを作り上げることが可能だ。
アプリの呼び出しは通常のホーム画面と同様、画面右下のドロワーからできるほか、画面左端から右にフリックしてメニューを表示することで、最近利用したアプリを呼び出すことも可能。またアプリランチャとして利用できるタイルも用意されているので、通常のホーム画面と同様に、ホーム画面上から直接アプリを呼び出すことも可能だ。ちなみに画面下部には、よく使用するアプリを登録しておける「ドック」も用意されているので、上手に活用すると便利だ。
通常のホーム画面と異なり、初期状態では背景に壁紙が表示されていない。だがメニューから「壁紙を表示する」を選択することで、タイルが透過し元々のホーム画面に設定されていた壁紙を表示できるようになる。元のホーム画面に戻したい時も、同じくメニューから「ホームの切替」をタップすることで、切り替えることが可能だ。
WidgetHomeは使い勝手の高さはもちろんだが、やはりホーム画面をカラフルで特徴的なデザインに仕立て上げ、スマートフォンを個性的に演出できるのが大きなポイントだ。ちょっと気分を変えてみたい、ホーム画面をお洒落に演出してみたいなどと感じているなら、ぜひ活用みるといいだろう。
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