Sansanは8月13日、キタムラと提携したことを発表した。全国の「カメラのキタムラ」店舗で、名刺管理アプリ「Eight」のスキャン代行サービスを提供する。8月中旬からカメラのキタムラの日本橋店で試験提供を開始し、9月以降に主要都市に実験店舗を拡大する予定。
同社ではこれまで、首都圏のみで名刺取り込み代行サービスを提供してきたが、全国900カ所の店舗網を持つキタムラと提携することで、日本各地でスキャンを代行できるようになる。ユーザーが名刺を店舗に預けると3日以内にデータが取り込まれ、名刺が返却されるという。価格は300枚までが1800円で、以降1枚につき6円。いずれも税別価格。
Eightは2012年2月にサービスを開始し、2013年にユーザー数が50万人を超えた。現在は1日に10万枚以上の名刺がデータ化されているという。同社では、2014年3月より「どこでもスキャン計画」を始動し、全国のコワーキングスペース20カ所に専用スキャナを設置している。
今後は2年以内に全国2万カ所にスキャナを設置する予定。計画初年となる2014年は5000カ所の設置を目指し、ビジネスパーソンが立ち寄るカフェや貸し会議室などにスキャナを設置するとしている。またアンバサダー制度を導入し、ユーザーのオフィスや飲食店にも配布していきたいとしている。
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