リアルタイム動画学習サービス「schoo WEB-campus」を運営するスクーは8月6日、宇宙起業家を育成するカリキュラムを無料公開することを発表した。海外の宇宙ベンチャーニュースを発信するメディア「astropreneur.jp」の協力によって実現したという。
カリキュラムは全5回で、8月22日から生放送と録画で公開する。講師は、宇宙ビジネスコンサルタントの大貫美鈴氏と、「astropreneur.jp」を運営するアストロプレナー代表の石亀一郎氏が務める。生放送はすべて無料で視聴できるが、録画で月2コマ以上受講したい場合は月額525円のプレミアム会員への登録が必要になる。
宇宙事業の起業家といえば、宇宙船やロケットの開発・打ち上げを行っているスペースXを創業したイーロン・マスク氏などが有名だ。また、米国では国際宇宙ステーションの貨物便サービスなど、NASAが民間からサービスを購入する事例が増えていることから、宇宙周辺事業に従事したい人はさらに増えていくことが予想される。
しかし、現状は宇宙周辺事業に携われる企業が少なく、働き口が制限されている。そこでスクーでは、宇宙周辺事業で起業するために必要な知識を、動画学習を通じて無料で学べるようにすることで、宇宙事業を行う民間企業を増やしたいという。また、これらの取り組みによって「『宇宙で暮らす』という未来を、さらに早めたい」としている。
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