電気自動車メーカーのTesla Motorsとパナソニックは米国時間7月31日、Teslaが工場と設備を建設および管理し、パナソニックが電池の製造に必要なリチウムイオンセルを生産するという合意を発表した。Teslaは、パナソニックのリチウムイオンセルと、他のパートナーが別の場所で製造したその他の必要な部品を使用して電池を組み立てる。
両社がセル生産に関する契約を締結したといううわさは今週になって浮上した。その際には、パナソニックが「ギガファクトリー」に1億9400万~2億9100万ドルを出資すると考えられていた。両社は31日、ギガファクトリーへの出資額についてコメントを避けた。
ギガファクトリーは、Teslaの今後数年間にわたる戦略計画の要として準備が整えられる。Teslaは、2017年に3万5000ドルの「Model 3」セダンの生産を開始する見通しだ。Model 3はハイエンドの「Model S」よりもずっと手頃な価格になる予定で、Tesla車に対する需要が高まると見られ、電池生産能力の拡大が必要になる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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