「BlackBerry」への依存から脱却し、Appleの「iPhone」を採用する米国の主要企業として、Fordが新たな1社となることが明らかになった。
米国第2位の自動車メーカーであるFordは、約3300人の従業員に支給しているBlackBerry製携帯電話を年末までにApple製スマートフォンと交換するとともに、約6000人以上の従業員を対象にしたより大規模な導入計画を2015年に実施する予定だという。Fordの広報担当者が米国時間7月29日、Bloombergに語った。
同広報担当者はBloombergに対し、「これは、従業員のニーズ全体を満たすものだ。なぜなら、セキュアな方法における業務ニーズと、われわれ個人の生活上のニーズを、1台の端末で同時に応えることができるからだ」と述べた。
今回の契約の金銭的条件は公表されていない。
注目を集めている「iPhone 6」が9月に発売が見込まれていることも考慮すると、同社がどの機種を購入する予定なのかは明らかになっていない。
Fordの従業員数は、世界中で18万2000人近くに上る。上記以外に、どの程度の従業員がiPhoneの支給を受けるのかは不明だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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