Kloutは、TwitterやFacebookなどのSNSと連携させると、ユーザーのソーシャルネットワーク上の活動を分析して影響力を数値で示してくれるウェブサービスだ。Klout for iPhoneは、その公式アプリになる。以前から公式アプリはあったが、2.0のメジャーアップデートからデザインが刷新され、新たな機能が追加された。
Kloutと接続できるSNSは、Facebook、Twitter、Foursquare、Instagram、LinkedIn、Google+。Settings画面で接続/接続解除の切り替えが可能だ。SNSに接続すると、メニュー画面に、自分のKloutスコアが表示される。このスコアが示す「影響力」がなんなのかはさておき、良い記事を多くシェアすることが、スコアアップの一因になるようだ。あらかじめ登録してあるキーワードに基づいて表示される記事を日時を指定してSNSに投稿できる。「日時を指定して記事を投稿する」という機能に限って言えば、日時を指定して複数のSNSに記事を投稿できるBufferにも似ている。
Kloutを起動すると、画面下部にお勧め記事の一覧が表示されている。記事を左右にスワイプして、その他の記事が見られる(執筆時点では英語の記事のみが表示される)。各記事は、カードのように表示され、カードの下部には、「Hidden Gem(フォロワーがまだ読んでいない記事)」や「Hot off the Press(比較的新しい記事)」などの評価が付いている。シェアしたい記事が見つかったら、その記事を画面上部にドラッグすると、記事をシェアするための準備が行われる。投稿の日時を指定する場合は、時計アイコンをタップして、目的の日時を設定する。日時以外にも、位置情報や写真を添付して投稿することも可能だ。
表示されるお勧め記事の内容は、「Topics」画面で興味のあるトピックをカスタマイズすると変更できる。トピックの一覧から気になるトピックを選択することも、トピックを検索して追加することも可能だ。ただし、自分で新しいトピックは作れないので、ピッタリ一致するトピックがない場合は似た分野のトピックを選択することになる。普段、RSSリーダやTwitterなどで追いかけているトピックとは多少異なるトピックを指定しておくと、Klout経由で記事を見つける意義があるかもしれない。
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