Mozilla Japanは7月25日、Firefox OSの開発者向けリファレンス端末「Flame」を、7月28日正午に日本で発売すると発表した。「Yahoo!ショッピング OSS ストア」で販売し、価格は税込みで1万9980円。送料は無料。
今回販売する端末はTELECやJATEなどの認証を受けたもの。スペックは、プロセッサがQualcomm Snapdragon 200 MSM8210、1.2GHzデュアルコア。ディスプレイは4.5インチ(FWVGA 854×480ピクセル)。カメラは背面が5Mピクセル、前面が2Mピクセルで、オートフォーカスとフラッシュを搭載する。メモリは8Gバイト。GPS、NFC、デュアルSIMをサポートする。
出荷時に搭載するOSのバージョンは1.3。日本語環境にするには、自身で日本語環境のビルドをインストールする必要がある。IMEはオムロンソフトウェアと共同開発した「iWnn IME」が試用版として搭載される。OSは、原則として3カ月ごとの更新が行われるほか、開発者向けビルドとして、毎日最新のソースを公開する「Nightly」ビルドと、もう少し安定した月1回程度の更新となる「Foxtrot」ビルドも選択できる。
これまで海外では販売されていたものの、技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)を取得していなかったため日本では正式に販売されていなかった。また、並行輸入などで入手した端末は使用すると違法になるおそれがあり、日本向けのアプリ開発が遅れる懸念もあった。
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