Bill Campbell氏が17年務めたAppleの取締役を辞任することになった。
Appleは米国時間7月17日、Campbell氏(ビジネスソフトウェア開発を手がけるIntuitの会長でもある)が同社の取締役を辞任することを明かした。Campbell氏は、Steve Jobs氏が1997年に経営者としてAppleに復帰した際に任命した取締役の1人だった。
Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は2014年7月17日、プレスリリースの中で、「BillがAppleの取締役会の一員になったとき、当社は崩壊の危機に瀕していた。BillはAppleの存続を助けてくれただけでなく、当社を1997年には想像もできなかったほどの成功に導いてくれた」と述べた。
資産管理会社BlackRockの創設パートナーでディレクターを務めるSusan Wagner氏がCampbell氏に代わって、Appleの取締役会に加わる。Wagner氏は1988年にBlackRockを共同創設し、2012年中頃まで副会長を務めるなど、同社でさまざまな経営職に就いてきた。同氏はBlackRockとDSP BlackRock(インド)、およびSwiss Reの取締役、ウェルズリー大学とハックリー校の理事も継続して務める予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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