うわさされている「iPhone 6」のうち大型でファブレットに似たバージョンは、製造上の深刻な問題に直面しており、リリースが2015年に延期されるか、あるいは、初期販売台数が限定される可能性があると、著名なAppleアナリストが主張している。
KGI SecuritiesのアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、Appleが抱えている問題は、予測されている4.7インチのiPhone 6よりも、5.5インチ版において深刻で、遅延につながる恐れがあると思うと調査メモに記しているという。MacRumorsとAppleInsiderが米国時間7月13日に報じた。
MacRumorsはKuo氏のレポートを引用して、「同アナリストは、5.5インチのiPhone 6が2014年末までに登場しないか、または、台数が非常に限られた状態で10月以降に登場する可能性があると考えている」と報じた。
問題は、インセルタッチディスプレイパネルに関連する技術と、金属筐体にあるという。
また、傷がつきにくい5.5インチのサファイアカバーガラスがディスプレイに採用されるとうわさされているが、「近いうちに落下試験に簡単に合格する」ことはない可能性があると、AppleInsiderはKuo氏の話として報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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