ここでは、7月14日に報じられた主な海外ITニュースをまとめて紹介する。
「Android」と競合するOS「Tizen」が、またもや苦境に立っている。ロシアで予定されていた「Samsung Z」の発売が延期されたのだ。Samsung Zは、サムスン初のTizen搭載スマートフォンだ。さまざまな企業がGoogleのAndroidに対抗するOSの開発を目指す中で、Tizenは、数年前からテクノロジ業界内で話題になっていた。Androidは現在、大きな成功を収めているサムスンのスマートフォンおよびタブレットシリーズ「GALAXY」に搭載されている。
Googleの最高法務責任者(CLO)を務めるDavid Drummond氏は米国時間7月10日に掲載されたコラムで、5月に「忘れられる権利」を認める判決が下されて以来、25万もの個別のウェブページにわたる7万件を超える削除要請が同社に寄せられていることを明かした。ほとんどの場合、ユーザーからの情報が乏しく事情があまり示されていない中で、Googleのチームはそれらの要請を確認しているという。
デジタルダウンロード版には、DVDやブルーレイには入っている特典コンテンツが入っていない場合が多い。Appleは2009年、「iTunes Extras」を導入することによって、物理的な形態の商品には通常付随するこのような特典機能をデジタルダウンロード版に対して提供した。Extrasコンテンツには一般的に、監督による解説、舞台裏の映像、写真ギャラリー、絵コンテなどが含まれる。iTunes Extrasはこれまで、すべてのApple製品ではなく「iTunes」のPCおよび「Mac」版でしか提供されていなかったが、今回のアップデートでその状況が一変する。
米国時間7月11日、米Yahooの女性幹部が部下の女性にセクシャルハラスメントを行ったとして提訴された。同社のエンジニアリング部門シニアディレクターのMaria Zhang氏は、課題の多いインターネットポータルを立ち直らせるためのYahooの戦略の中でも重要な、モバイル分野において主要な役割を担っている。「Yahoo Sports」「News Digest」を含むYahooの複数のモバイル事業で、Zhang氏はコンテンツおよび開発者向けツールのチームを率いている。
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