ハイキャリア女性に特化した転職支援サービス「LiB(リブ)」を運営するLiBは7月17日、サイバーエージェント・ベンチャーズとEast Venturesを引受先とする第三者割当増資を実施し、約7000万円を調達したと発表した。
LiBは、キャリアアップをめざす女性と、厳選した転職エージェント(コンサルタント)をマッチングさせるサービス。メールアドレスを登録して会員となり、希望する働き方などを選択することでオファーが届く。5月13日のサービス開始以来、約2カ月で4000人近くの会員が集まっているという。
今回調達した資金は、開発者の新規採用など、主にサービス開発力を向上させることに充てる。今後、サービスに新機能を取り入れるとしており、具体的な機能は明かしていないが「ユーザー視点の、女性に寄り添ったものにしたい」(同社広報)とのことだ。
また資金調達とは別に、LiBのユーザーアンケートのデータを企業などに無償提供する「LiB 総研」も開始する。これにより、企業における女性活用の啓蒙、政府への意見掲示、ベンチャー企業の女性登用などを働きかけていくという。
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