NTTデータは、公共の上下水道分野で包括的に連携している国際航業、水道機工、メタウォーターの3社と、効果的な情報処理インフラの活用に向けた本格検討を開始したと発表した。
具体的には、浄水場や下水処理場内のプラント監視や管路の管理や監視(漏水検知)などの監視業務、将来的なスマートメーターの適用を視野に入れた料金徴収業務を検討。さらに、上下水道施設管路の維持計画業務への参画も視野に、業務の効率化、災害時対応などの実現に向けた検討もするという。
経済産業省によれば、世界の水ビジネス市場は、国内はもとより2025年には現在の2倍の約75兆円の市場規模が見込まれる。NTTデータでは将来的に、海外の上下水道分野へのビジネス展開を目指し、新たな社会インフラシステム事業に成長させるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」