日本通信は7月1日、音声通話付き格安SIMカード「スマホ電話SIMフリーData」を、ヨドバシカメラが販売するSIMフリースマートフォンとセット販売すると発表した。発売は7月10日の予定で、ヨドバシカメラのECサイト「ヨドバシ・ドットコム」で予約を受け付けている。
ヨドバシカメラから発売されるSIMフリースマートフォンは、4.5インチ液晶とクアッドコアCPUを搭載した「Covia CP-F03A」(2万350円)、3.5インチ液晶を搭載したコンパクトな「freetel FT132A BK SP」(1万3160円)、5インチ液晶と800万画素カメラを搭載した「Star Q Q5001」(2万6780円)の3モデル。それぞれ「スマホ電話SIMフリーData」とセットで販売する。購入後、ユーザーがオンラインでSIMカードの利用申込を行い、開通手続をすることで使用できるようになる。
「スマホ電話SIMフリーData」の月額基本料金は1684円で、音声通話は30秒あたり21.6円。データ通信は最大200Kbpsで使い放題だが、高速データ通信オプションを通信量1Gバイト(月額2150円)から7Gバイト(月額4297円)まで提供する。SIMカードの購入費用は3240円だが、ヨドバシカメラではセット購入に対して割引やポイント還元を適用している。
なお、日本通信代表取締役社長の三田聖二氏は、総務省が携帯キャリア各社が行っている端末のSIMロック解除を義務付ける方向で調整している点について、「SIMロック解除の主旨を総務省が明確にして頂いたおかげで、メーカーが自由に自社の付加価値をお客様に提供できるようになったことはありがたい」とコメントしている。
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