タブレットPOSレジ「スマレジ」を展開するプラグラムは7月1日、スマレジをアップデートした「スマレジ2」の提供を開始した。主な改良点はフラットデザイン化、クレジットカード決済の強化、月額費用無料化の3つ。
スマレジは、大型レジスターや店舗サーバを必要とせず、iPadなどで利用できるPOSシステム。インターネット接続環境下で、商品データや在庫データをCSV形式でインポートして利用する。2011年9月にリリースされ、2014年7月1日時点での契約中店舗数は970店。
今回のアップデートでは、小規模から中規模の小売店や飲食店など、より多くの店舗に提供するために機能を改良した。iPhone、iPadアプリにフラットデザインを採用し、画面レイアウト構成は従来のものを踏襲。操作性を向上させるためのサインシステムとピクトグラムを全面的に再設計したという。
また、ゼウスを利用したクレジットカード(Visa、MasterCardのみ。JCBとAmerican Expressは別途オプション契約となる)の決済手数料を、業界最安値の一律固定3.24%に改定。新たに楽天スマートペイでのクレジットカード決済にも対応させた。
さらに料金プランを刷新し、無料プランも用意。従来の基本料金4000円を廃止し、基本機能が利用できるスタンダードプランでは初期費用、月額費用が無料となった。有料プランは5種類で、店舗の規模や利用する機能に応じて選べる。
プラグラムでは、2014年内に1万アカウントの登録を目指すとしている。
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