Googleによって32億ドルで買収されたばかりのNestは、開発者向けプログラムの提供を開始し、同社の煙感知器、サーモスタット、将来のハイテク製品を開発者らが活用できるようにした。
「Nest Developer Program」の提供開始に伴い、ホームオートメーションの革新と発明を推進する分野はさらに広がる。Nestは同社ブログにおける発表で、次のように述べた。
われわれが成し遂げようとしているのは、皆さんが既に毎日お使いの製品とNest製品を安全にやりとりできるようにすることである。例えば、照明、家電製品、フィットネスバンド、さらには自動車がその対象として挙げられる。
生活の中のこのようなさまざまな要素の間を接続すれば、快適で安全な生活の維持にさらに役立つパーソナライズされた体験を作り上げることができる。家中のエネルギー削減にもつながる。そのような効果が自動的に得られる。
開発者向けプログラムは、スマートホーム機器の構築に向けてNestと既に提携した複数のパートナーとともに始動する。パートナーには、次のような企業がある。
その他の初期パートナーには、Jawbone、Chamberlain、米Logitechに加えて、当然ながらGoogleが含まれる。
「Nest API」が提供開始されており、「iOS」、「Android」、ウェブでの開発に対応する。Nestとのリアルタイム通信にはFirebaseプロトコルが、承認および認証にはOAuth2.0とSSLが使用される。また、多くの開発者を取り込むために、Google VenturesとKleiner Perkins Caufield & Byersは、Nestベースの発明に特化した基金も設立している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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